神戸では珍しく、朝起きたら雪景色。
寒~い朝でしたが、日差しはあたたか。きらきらと澄んだ空気を胸いっぱい吸い込みながら、 娘と冬のお散歩を楽しみました。
雪化粧したリスさんやラクダさんにご挨拶して、
隣接している小さな庭園は、市が管理している憩いの場所。 春には花や緑を愛する人たちが次々と訪れますが、今の季節はとっても静か。
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可憐な山茶花(サザンカ)や、雰囲気のあるリーフプランツに見とれつつ、
『ロウバイが咲き始めてるなぁ』
そうなんだ、これがロウバイ!
後で実家の母親に電話すると、街中ではめったに見られないよ~ とのこと。
ロウバイは、よい香りがすることでも有名。蝋のように黄色く、 梅のように咲き誇るという『蝋梅』の花。そういえば、『環境カオリスタ』の検定テキストにも、 冬の植物として紹介されていたっけ。
香料の原料にもなるという高貴な甘い香り。枝いっぱいに咲いた頃にまた訪れて、 今度はじっくりとその芳香を楽しみたいなぁ…
こんなに寒いのに、 力強く、確かに息づく植物たちの生命力!それを直接感じられるのは、 冬の日のお散歩ならではのお愉しみかも知れません。
家に帰り、ふわふわに泡立てた温かなミルクを娘と一緒にすすりながら、しみじみとそう思いました 。