2016年10月4日火曜日

ルーティンワークとライフワーク

「対極のイメージがする言葉」というのがあって
それは辞書で調べて出てくる「対義語」とは違う。

【ルーティンワーク】と【ライフワーク】は
まったく逆のイメージを与える言葉だと思う。
この二つは同じようなことを指しているみたいで、根っこの部分でまるで違う。

【ルーティンワーク】は義務的な、やるべきことを仕方なくやっているような、やらされている感じ。あれこれ考えなくても出来る、無意識で受動的な世界。

【ライフワーク】は、やりたいことを自ら選び、その為にやるべきことをすすんでやっている響き。行きたい方向へ意識して取り組む、能動的な世界。

心底疲れているときは、色々なことが「ルーティン」になって辛いなぁと思う。
でも少しづつ体調や気分が上向きになってきたとき、素敵な出逢いがあったとき、大切な人たちとかけがえのない時間が過ごせたとき…「日々やるべきこと」は「ライフワーク」になり、それらをよりよいものにしようと前向きに積極的に向き合うことができる。

ただの言葉、かもしれないけれど。
言葉ひとつで気分が切り替わり、隣りにいる人と 自分の人生や環境と 前向きに関わることができる。「生きていく姿勢」に直接つながっていくような気がする。

誰かとコミュニケーションをとるとき、自分と対話するときには
日々生きること、働くことが喜びとなるような
そんな言葉を遣いたい、と思うのです。