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2016年10月4日火曜日

ルーティンワークとライフワーク

「対極のイメージがする言葉」というのがあって
それは辞書で調べて出てくる「対義語」とは違う。

【ルーティンワーク】と【ライフワーク】は
まったく逆のイメージを与える言葉だと思う。
この二つは同じようなことを指しているみたいで、根っこの部分でまるで違う。

【ルーティンワーク】は義務的な、やるべきことを仕方なくやっているような、やらされている感じ。あれこれ考えなくても出来る、無意識で受動的な世界。

【ライフワーク】は、やりたいことを自ら選び、その為にやるべきことをすすんでやっている響き。行きたい方向へ意識して取り組む、能動的な世界。

心底疲れているときは、色々なことが「ルーティン」になって辛いなぁと思う。
でも少しづつ体調や気分が上向きになってきたとき、素敵な出逢いがあったとき、大切な人たちとかけがえのない時間が過ごせたとき…「日々やるべきこと」は「ライフワーク」になり、それらをよりよいものにしようと前向きに積極的に向き合うことができる。

ただの言葉、かもしれないけれど。
言葉ひとつで気分が切り替わり、隣りにいる人と 自分の人生や環境と 前向きに関わることができる。「生きていく姿勢」に直接つながっていくような気がする。

誰かとコミュニケーションをとるとき、自分と対話するときには
日々生きること、働くことが喜びとなるような
そんな言葉を遣いたい、と思うのです。




2016年6月17日金曜日

雨好きのものたち

雨の匂いがする
グリーンがひときわ恋しくなるのは
いつもこの季節
窓辺に置く緑が欲しくてお気に入りのお店を覗く


元気なユーカリに目がいく
大きなぺんぺん草のような葉の
水玉模様がたくさん広がっている


ピンク色のつぼみ
白いお花
濃紫の実のビバーナム
 「うちに来たい?」と尋ねるとうなずいた気がしたので
この子に決める


雨の日曜日
思い立って少し遠くのフラワーショップへ


 「大きくなりましたね」
少しシックになった店内は
ドライとフレッシュの入り交じった香りがする


以前植え替えてもらった小豆島のオリーブや
ベランダに置くグリーンの相談をする
子どもと一緒にお茶をしながら
ゆるゆると癒されるひととき

6月の雨は特別
緑色が日に日に濃くなるのを感じて
雨がひときわ好きになる


陽射しの下にいるよりも
俄然色味を増して美しい
雨粒がしたたる紫陽花たち


梅雨の合間の曇り空には
すべての輪郭がぼやけて
時間も場所も曖昧になる


近くにある公園で
絵画の中に迷い込んだ一瞬
ミレーの描いた水面のようで
思わず目を凝らす


雨上がり 道端で匂い立つクチナシの花に出逢うと
必ず足を止めてしまう
ミルクセーキのようなにおい
子供の頃に好きだった
とろりと甘いのに、どこかさっぱりとした香り
開ききる前の花弁に顔を近づけて
繁雑な時間を忘れる


何処へ向かうということもなくうろうろと歩き
そこここにある植物たちの息吹に呼吸を合わせる
よくそんなことをしていた
そうすれば自分も自然の一部となるということを
幼い頃に教えて貰ったような


吹き抜ける風に
気持ち良さそうに葉を揺らす木々たち
カタツムリやカエルの気持ちも
少しだけ分かる気がする
もうすぐ、夏がやってくる


2015年7月24日金曜日

モノ選びの基準2 アロマグッズの選び方


 精油や関連製品の使用方法について、ご質問を受けることが増えました。

「どんな風に使ったらよいですか?」

 会話のなかで度々登場する言葉は
「自宅にアロマグッズはあるけど、買ったきりあまり使っていない…」
「ショップで色々見かけるけれど、どれがよいのか分からない」
というもの。
 
 仕事柄、また匂いが気になる性分(?)から、香りのアイテムは常にチェックするようにしています。
 そんな私のプロとしての見解と、生活者の視点、両方で精油やアロマグッズの諸々を紹介してみようと思います。

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 旅行に行くとき、必ず持参するのが携帯用のディフューザー。
 私が愛用しているのは、小さな加湿器のような拡散器で、空気を浄化してくれる精油や旅気分を盛り上げてくれる精油数点を一緒にポーチに入れ、スーツケースにそのままIN。
 宿泊先に到着したらすぐ洗面所へ。水を入れてセットし、ナチュラルな香りを感じながら荷解きをし、これから始まる滞在を自分らしく楽しみます。


 香りを竹ひごなどで吸い上げ空間へ拡散させるタイプもあります。
 キャンドルやランプのように火や電源を使わず、場所を気にせず使用出来ることから広く普及しました。何となく似たようなものはドラッグストアや100円ショップで見かけることもあります。
 しかし!色々なデザインや香りがある中で、良質な精油が使われているものは実はとても少ない。残念なことに、雑貨屋さんやインテリアショップで販売されているものは「人工香料」が用いられているものが殆んど。

 デコラティブなデザインや香りが多く、なかなか気に入ったものが見つからない…との声もよく聞きます。アロマ→香り→フレグランス(香水)のイメージが根強いからでしょうか。確かに店頭で見かけるものはゴージャスなものが多く、そうでなければ雑貨感覚のものが多いです。


 写真はyuicaが生み出す「森のディフューザー」。
 Aromerrierでも扱っていますが、ナチュラルなライフスタイルを提案する雑誌に取り上げられ嬉しく思います。

 ガラス製・外国産のものが圧倒的に多いなか、こちらは国産天然ヒノキの無垢材で作られています。
 無駄を削ぎ落とした美しいフォルムや、本体そのものから漂う落ち着いた木の香り。ユニセックスなインテリアが好みの方や男性からの評価が高いのが特徴です。

 使われる場所によって香りを選ぶのもおすすめ。
 すべて100%ピュアでナチュラル、上質な日本産精油を用いて4種類の自然芳香液が作られています。
 
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 ご愛用いただいている方と、活用例のご紹介を少しだけ。


 #1 神戸市北区の男性の方。
 奥様と一緒に「ずっと探していた、シンプルな」ディフューザー。先日「自然の香りを愉しんでいます」と丁寧なご感想をいただきました。香りは「やすらぎ」と「きよらか」。
 ナチュラルな印象が強い森のディフューザーも、アンティークの家具と合わせることでこんなにシックな佇まいに。持ち主のセンスの良さが伝わってきます。


 置かれたチェストも花器も、兵庫区「北の椅子と」さんでご購入されたものだとか。歴史ある本物と共に、大切にされ豊かな時間を刻んでゆくのでしょう。

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  #2 富山県の一級建築士の方。
 パステルグリーンを基調にした建築設計室の打ち合わせスペースにさりげなく配置され、さわやかな印象です。


 香りは脳を活性化させる「めざめ」。
 お仕事柄、木製品(特にヒノキ)はお好きだそう。
 よりよい住環境を生み出すお仕事の相棒として、ご活用いただいています。


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 「アロマ」という言葉が洗剤にもスプレーにもマスクにも飲み物にも(!)乱用される今の日本市場で、巷に溢れかえるアロマグッズから「本物」を探し出すのは本当に大変。
 その香りが天然由来のものなのか、かなり精巧に作られていて見極めが難しいときもあります。

 でも。
 生み出された背景や支える人々、そして環境までを視野に入れてみると、それが信頼出来るモノなのか、自分の価値観と一致するモノなのかは自然と分かる。
 

 何が必要で何がそうでないのかは個人差があります。
 これからどんな風に暮らして行きたいのか、何を大切にして生きて行きたいのか。
 「自分にとって、必要なものとの出逢い」は人生を豊かにしてくれる。
 
 モノも情報も簡単に手に入る いまの時代だからこそ、想い描く「明日の自分」とシンクロするものを選んで欲しい。
 また私自身も 常にそうありたい、と思っています。

2015年6月5日金曜日

アロマセラピーの、その先に

 6月
 美しく色付いた紫陽花に目を奪われる朝



「アロマって、香りだけですか?」
以前、初めてお会いした方から
そんな風にたずねられた

その時は、問われている内容がつかめず戸惑ったけど
きっとその質問の意味は
「アロマは、よい香りを楽しむ為だけに使うもの?」
ということだったのだと思う
なるほど、なんて的を射た質問!

アロマ=香り
との認識で、勿論正しい

でも、決してそれだけではないという事実を
一体どれだけの人たちが知っているのだろう?

その延長線上にある「セラピー(療法)」と
それによってもたらされる、自分を含めた「大切な人たちの笑顔」と
そこからつながる、よりよい明日や未来への「希望」を

植物たちの香りが持つ力によってもたらされる、さまざまな恩恵が
真のアロマセラピーの魅力であるということを

現在の日本ではアロマは商業的な色合いが強く
化学的、人工的につくられた香りと混同されることも多い

ピュアでナチュラルな香りこそ、本来のアロマセラピーに用いられるべきものであり
心身にもたらされる効能、そしてその先に広がる本当の意味での喜びが
見落とされてしまっているのではないかと危惧するこの頃

でもだからこそ
精油の持つ本来のよさを繰り返し伝え、たくさんの方々に広めてゆくことが
アロマセラピーにプロとして携わる私達に課せられた使命であり
何よりの喜びなのだとも思う



しっかりと根を張っていれば
花も咲くし、鳥たちも来てくれる

勇気が欲しいとき、木はおおきな力をくれる
娘が選んだ絵本を読み聴かせながら、そんなことを想いだした

前へ前へとすすむ時間
いまを生きて、しあわせをいっぱい感じたい
大切な人たちが、今日も笑顔でありますように