2014年8月20日水曜日

夏の想い出2014 #2 〜日本産アロマの森『オークヴィレッジ』を訪ねて(前編)〜

 お盆休み、富山へ帰省した帰り道、ちょっと足を伸ばして高山の『オークヴィレッジ』へ立ち寄りました。前々よりずっと訪ねたいと思っていた理由は、大好きな日本産アロマ『yuica』の生まれた土地でもあるから。
 今年3月に大阪で開催された『アロマフェスタ2014』のyuicaブースで、現地で年に数回行われている「アロマツアー」のご案内をいただきとても興味が湧きました。神戸へ戻ってから何度も問い合わせスケジュール帳とにらめっこしながらも、子どもたちがまだ小さいことと、日程が合わなかった為ツアー参加は当分先になると思っていました。そんな時同じ敷地内に宿泊施設や自然体験プログラムがあると聞き、家族旅行も兼ね現地へ思い切って出掛けました。

*******

 オークヴィレッジの製品に出逢ったのは十数年前。上質なものを取り揃える『トアロード・リビングス・ギャラリー』さんを覗いた際、ステーショナリー、カトラリーなどの木工製品が展示販売されていました。
 中でも目を奪われたのは、どっしりとした木のテープカッター。プラスチック製のそれに飽き飽きしていた私は、圧倒的な存在感とぬくもりのある手触りの違いに驚き、魅了させられてしまいました。

オークヴィレッジ公式 ONLINE SHOPより
 
 環境保全に関する取り組みも、社会に対する企業姿勢や経営理念も、そして造られる木工品や家具も、すべて「本物だ」と思いました。でも社会人として働き出して日の浅かった当時の私には、それらの製品は時期尚早のような気がして購入出来なかったのを憶えています。

*******

 アロマを仕事にするようになってからしばらくして、良質な和精油があると耳にするようになりました。
 精油を用いたアロマテラピーの歴史は日本ではまだ浅く、海外での使われ方との違いも多々あります。
 「身土不二」の言葉があるように、日本の土地に根差した植物からの香りは、きっと外国産の精油よりも幅広く、日本の方々に受け入れられる。色々なブランドの精油と香りを試し普及活動を行ううちに、そう実感することが多くなっていたので、国産精油にとても興味がありました。
 『yuica』が、『オークヴィレッジ』の関連事業だと知ったのはついこの間のこと。「好きなもの」と「惹きつけられるもの」がつながった瞬間でした。


現地へ到着すると、敷地内を流れるきれいな川が目に入ってきました。そこここに眩しいほどの緑が溢れ、どんな体験が待っているのだろう?とワクワクします。しかしながら、降り続く雨に若干ひるむ私たち。車で走るには細めの道を「どっち?」「こっちかなぁ」といいながら奥へと入って行きました。

 最初にたどり着いたのは、オークヴィレッジのショールーム前。ちょうどサマーフェア期間中で、大雨にも関わらず家具を見に来場された方たちの車がひっきりなしに出入りしていました。

 イベントに来られた方々が楽しめるよう、入り口近くに色々なブースが用意されていました。そしてなんと「アロマのウッドチップ足浴体験コーナー」が!!
 精油を抽出した残渣(ざんさ)で足浴をするというものなのですが、これが出来るのは抽出所がすぐそこにあるからこそ。アロマツアーの中にも組み込まれていて、 いいなぁ、やってみたいなぁと思っていたのです。

 アロマフェスタでお会いした専務にご挨拶をすると、「今ならまだあたたかいから、やっていったら」と足浴を薦めていただきました。
 最初、枝葉が見てわかるそこへ「えっ、この中に、足を入れるの?」と戸惑っていた様子の子どもたちですが、いざ体験してみると。。。「あったか〜い」「いいにおいがする!」とかなり気に入った様子。年中冷え性の私も、何だかぽかぽかして体全体の血液循環がよくなった気が。
 足浴を終えた後も、さらさらとした感じが心地よく、チップ内にわずかに残っているであろう精油成分をしっかりと感じました。


 スタッフの方に宿泊する旨を伝えると、敷地内でもショールームの反対方向にある「オークヒルズ」に宿泊施設があるとか。すごく広いなぁ〜
 上の子が木工体験プログラムに参加することになっていたため、急いでそちらへ。

*******

 『OV森の自然学校』は「森」をキーワードとする様々な環境教育プログラムを実施されているところ。子どもたちが自然を体験するイベントが開催されたり、本格的に職人を目指す方々の職業訓練施設にもなっています。


 中でも人気の「木工クラフト体験プログラム」は、「森の宿」に宿泊した人向けの土・日開催のミニセミナー。スツール作りをしたい!と志願した息子は、通称「ひげ先生」の指導の元、週末木工修行へ(笑)。

 後で分かるのですが、寡黙でやさしい雰囲気の「ひげ先生」は、このオークヴィレッジ創設当時のメンバーのお一人。1974年に荒れ地だったこの地を開墾、農家の納屋を借りて家具造りを始められた職人の方でした。
 じっくり、しっかり…「巧の技」をマンツーマンで指導していただけるなんて本当に貴重な体験。カンナやヤスリ、クサビなどの職人道具に触れられる機会も都市部ではそうありません。

 私たちは下の子を連れ「森の宿」へチェックイン。荷物をほどいて、お風呂へ。森の緑が見える大きな窓、ヒノキの浴槽。そして中のお湯は精油を抽出した後に残る「アロマウォーター」!


 「水蒸気蒸留法」と呼ばれる精油抽出法で、採油した後の水分を「芳香蒸留水」と言います。別名「フローラルウォーター」とも呼ばれますが、ここでは樹木の精油がつくられているため、さしずめ「ウッディーウォーター」といったところでしょうか。なんて贅沢☆
 真夏とは思えない程涼しく、クーラーなんて必要ない(実際にない)お部屋でゆったりと寛いでいると、修行の前半を終了した上の子が帰ってきました。「めっちゃ面白い!」と興奮ぎみに、色々とスツールづくりにまつわる話を聞かせてくれました。

お夕飯は「森のレストラン」にて。こちらではお食事の美味しさに感激。自家菜園で収穫されたいんげんやズッキーニ等のお野菜は本当に瑞々しく、味わい深いもの。コロッケや海老フライなどもありましたが、こんな美味しいバイキングは初めて♬

 お料理されていた方々のおもてなしの気持ちは勿論、澄んだ空気と水の綺麗さ、土壌の豊かさが味覚を通して伝わってきました。

 食べ終えた子どもたちは早速、上の階にある「絵本&おもちゃコーナー」へ。私たち大人は地ビールやワインなど愉しみながら、時々様子を覗きにいったりしました。


 ああ、なんて素敵なのでしょう。当然、子どもたちは大喜び。他の宿泊客のお子さんたちとも意気投合したらしく、一緒に楽しく遊んでいます。

 奥には大人向けの蔵書コーナーもあり、オークヴィレッジ創設当時に発行された本や、自然環境保護に関する書籍、セラピー関連のものもありました。


 窓から覗く深い緑も、控えめに施されたダウンライトも、夏の夜を味わうためにあるかのような場所。親切なマダムの「貸し出しもできますよ」とのお言葉に甘え、何冊もお部屋に持って帰りました。


 外はまだ大雨。雷が鳴り響き、大丈夫かなぁと心配になりつつも
寝静まった子どもたちの寝顔を見ながらしあわせな読書タイム。
ゆっくりと夏の夜は更けていきます。

〜後編につづく〜

※この記事を書いた後、日本各地で集中豪雨による災害が相次ぎました。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます


2014年8月18日月曜日

夏の想い出2014 #1 〜PIANO & CAFE& AROMA CONCERT〜

 少し早めのお盆休み。関西の蒸し暑さを逃れて、富山へ帰省しました。大きな自然が地上の熱を吸収してくれるからなのか、真夏の朝晩はとくに涼しさを感じます。プールやアスレチック、花火。。。子どもたちに付き合う名目で(?)私も今年の夏を存分に満喫。


 夏休みに毎年必ず家族で立ち寄る大好きな場所があります。「見る」「作る」「味わう」「感じる」をテーマにした7つの館がつながった複合施設『なないろKAN』です。
 広々とした歴史公園で子どもたちと一緒に遊んだり、勾玉(まがたま)ネックレスなどの製作を楽しんだり、朝市で新鮮なお野菜やフルーツを購入したり…神戸へ持ち帰るお土産と、自宅用に風鈴などのガラス工芸品や日常使いの焼き物を探すことも。

 このなないろKANで開催される夏のイベントの一つに「ピアノ&カフェコンサート」があります。ドイツ在住のピアニスト柳瀬敦子さんの素敵な演奏と、カラダにやさしいお菓子やさん「ナチュラルスイーツ ぽんぽん」さんのスイーツを楽しめる人気のイベント。
 今年3年目となるこのコンサートで、私の故郷でもあるこの場所で、今回ご縁があり「香りのプロデュース」をさせていただきました。 

 最近はコンサート会場や映画館、プラネタリウムなどで、作品のイメージに合わせた香りが焚かれることも増えています。今回はカフェコンサートだった為 ピアノの演奏と美味しいスイーツを邪魔せず引き立てるものにすることが、精油のブレンドを構成し演出する上での重要な課題となりました。

 3部構成だったため、各部の演目や流れに添った香りのブレンドを3つ、製作しました。
 ドイツでご活躍中のピアニスト柳瀬さんにちなみ、ドイツの精油メーカーのものを中心に日本産のアロマなど、良質なオーガニック精油を15種類ほど厳選し使用しました。

*******

 最初にご用意したのは、会場入りしたお客さまをおもてなしする「ウェルカムアロマ」。ご来場の際にふわっと香りますが、その後はすっと消えて気にならなくなるような配合をしました。暑さを忘れさせてくれるような爽やかな香りを中心にしたブレンド。


 司会進行役を努められたのは、横浜で人気のフリーアナウンサーの土井里美さん。瞬時に場の空気を読み、盛り上げたり、和ませたりするプロフェッショナルな司会に感動。
 私が一般の方々に分かりやすいようにと準備したアロマテラピーに関する案内も、快く引き受け丁寧にご紹介いただき、とても嬉しく有り難かったです。

 台風が来ていたため外は大雨で少しざわついていましたが、ナチュラルな雰囲気で素敵な柳瀬さんが現れると、会場は一気にピアノコンサートの雰囲気に。
 シューマンの「アラベスク」から始まり、リスト、ベートーベンへと続いてゆく演奏に身を委ねて、じっくりと音色に耳を傾けます。ピアノコンサートを聴きに来るなんて、何年ぶりかなぁ?私も仕事の傍ら、とてもしあわせな気分になりました。

*******

 第2部はカフェタイムの賑やかなひとときをイメージした香りにしました。食欲を刺激し、明るく和やかな雰 囲気でスイーツと会話を楽しめるようなものに。

 耳なじみのあるディズニーの映画音楽やカーペンターズなどのBGMがピアノの生演奏で流れ、スイーツは地元で収穫された新鮮なりんごや桃(大好き!)を用いて作られた「青リンゴ・スター」「ピーチメルバ」…何とも贅沢なひとときです。


 
 途中サプライズでビートルズナンバーの演奏もありました。ピアノとベースのセッションはとても愉しく、クラシックなものとはまた違う魅力が。
 「In my life」「Let it be」「Yesterday」「Hey, Jude」…有名で人気のある曲がたくさん流れます。
 ロックというよりポップな雰囲気で、軽やかなメロディに会場の皆さんの笑顔もほころびます。
もうひとつ、中国のバイオリンと呼ばれる「二胡」とピアノとの合奏もありました。弦が2本のみというシンプルな楽器から紡がれる、柔らかくやさしい癒しの音色。
 演奏された曲は「少年時代」…同名の映画が撮影されたこの土地で、ピアノと二胡の音色にのせ甦ってくる記憶たち。
 印象的だった舟川べりの桜並木は、今年公開された「春を背負って」という映画でも再度注目され、満開の桜を見物する人たちでいっぱいになったとか。



 過ぎ去った少年少女時代は戻っては来ないけれど、故郷の自然は今もそこに在り、見守ってくれている。大きな窓から臨む美しい景色や、次々と滴り(したたり)落ちる雨粒を時折眺めながら、沁み入るように透明な演奏をずうっと聴いていたい…そんな風に思いました。


*******

 最後になる第3部は、ミュージックアロマと題してヒーリングをテーマに演出をしました。夕方のひととき、演奏者とお客さまが、よりリラックスしつつ集中して曲中の世界に心地よく入ってゆけるような香りのブレンドを。

 コンサートは大成功。アンコールもあり、心もお腹も満たされる盛りだくさんの内容で、たくさんの笑顔が溢れた素晴らしい時間でした。


 今回ご一緒させていただいたチーム朝日の皆さまには、とてもよい刺激をいただきました。皆が無理のない形で、それぞれの得意分野を活かし、地元を盛り上げてゆこうという団結力はとても魅力的。
 行政任せにせず、自分たちで住む場所をより良いものにして行こうとする「地域力」。都市部のそれとは真逆の流れに、人と人、個人と社会との新しいつながりが生まれつつあることをしっかりと感じました。
 今いる場所に責任を持ちながら、自分も周りも大切にしてゆく、元気にしてゆく。当たり前のようで凄く大変なことを、皆と楽しく分かち合えたなら…何て幸せ!


 香りでの演出をサポートしてくださった総括役の坂東さまはじめ実行委員会スタッフの皆さま、なないろKANの皆さま、本当に有り難うございました。そして快くアロマを受け入れていただいた柳瀬さん、ぽんぽんさん。素敵な演奏とスイーツを有り難うございました。今後益々のご活躍を楽しみにしております。


 これから先、どんな未来が待っているのだろう。どんな風にでも生きてゆけるけれど、それはきっと、やっぱり自分たち次第なのだなぁ~
 これからも「自分らしさ」を大切に、「笑顔の瞬間」を増やすために、私に出来ることを探してゆきたいです。


2014年8月4日月曜日

SPECIAL Summer Family Aromatherapy Workshop 〜ホンモノそっくりの「スイーツ&フルーツ&プランツ石けん」をつくろう!〜  


 夏。強い陽射しが照りつけ、蝉がじりじりと鳴く季節が来ました。
 私も家族も大好きな桃が、毎日のように食卓にのぼっています。朝起きて、もしくはお風呂上がりに「ももちゃん、むいて〜」と子どもにせがまれます。
 剥き(むき)係の私はその都度手がべとべとになり、ちょっと面倒ではあるのですが、手を洗った後に残るほのかな香りも好き。
 「おいしいね〜♡」つやつやのピーチを子どもたちと一緒に頬張るのは至福のひととき。どんなに人工香料が発展しても このフレッシュでやさしい香りは真似できないだろうなぁ、なんて思いながら。
 
**************

 先週は夏休みのアロマワークショップでした。
 
 今年はより気軽にご参加いただけるよう日程の幅を広げて開催したのですが、なかなかハードな一週間。
 連日の猛暑のなか「疲れてません?大丈夫?」と周囲から心配されつつも(笑)、仕事を名目に毎日カフェ通いできるのは結構シアワセ。
 下は4歳から上は中学3年生そして大人まで、お暑いなか本当にたくさんの方々にご参加いただき、とても充実したイベントとなりました。


 テーマは…ホンモノそっくりの「スイーツ&フルーツ&プランツ石けん」をつくろう!
 粘土のように扱える石けん素地に、ハーブやココアパウダー、抹茶など天然由来の着色料で色や香りを着け、コネコネして、実物や見本を見ながら本物そっくりに作りあげます。

 
 今回の材料選びについては、かなり迷いました。
 石けん素地の持つ色や香りに、ハーブパウダー本来のナチュラルな色合いや、ほのかな香りはどうしても隠れてしまう。
 食品添加物として出回っている食紅やエッセンスなども候補に挙がったものの、市場に出回っているものは人工的に作られたものが多い。
 天然由来のもので、可能な限りその安全性が確認されているもの。あちこち探しまわり、色々なサンプルを製作しながら、使用材料の取捨選択をしました。

 工作の目的もあったため色持ちが良く鮮やかな顔料(手作り化粧品に使用されるもの)もご用意しましたが、ハーブなどナチュラルパウダーの色が退化し少しずつ褪せてゆくさまも「自然の摂理」として子どもたちに体感して欲しいと思いました。
 よってご用意した種類はなんと17種類(!)。ナチュラルさ、効能、色彩…を、日常使い用、工作・展示用等それぞれの目的に合わせて素材を選んでいただく形となりました。


 まず最初に、ハーブや自然界のものに興味を持っていただけるよう簡単なワークを。実際のパウダーを手に取り、色や香りを体験してもらいます。
 ちょっとお勉強みたいになって、子どもたちには退屈かな?と思っていたのですが。。。何から出来ているのか原料となるものの写真を見たり、なぜこのような名前がついているのか?などの説明に興味を持ち、一生懸命メモを取ったり、真剣に話を聞いてくれたりして、とても嬉しかったです。

**************
 
 そしていよいよ実習タイム。

 夏休み中もドリルやプリント等の学校の宿題、夏期講習での勉強で左脳を使う事の多い今の子供たち。香りを嗅ぎ、手を動かし、感触を確かめながら形を創ってゆく作業は、右脳を心地よく刺激してくれます。


 最初は「う〜ん」「何をつくったらいいの?」と考え込んでいたみんなの顔が、作業が進むにつれ「次はあれを作ろう!」「やっぱりこの色にする!」どんどん生き生きとした表情に変化してゆきます。


 隣で保護者の方が話し掛けるも、お子さんたちは上の空(笑)。作品作りに没頭する様子が何とも微笑ましかったです。

 
 
 
 生まれたて2ヶ月のベビーちゃんもお兄ちゃんの見学(?)でご参加。ママがご自分用の石けんを製作中、ちょっとだけ抱っこさせていただきました。3歳になった我が家の下の子に比べて、なんと軽いこと!…小さな可愛い足を、初ご参加の記念にぱちりと撮影。


 今回の主役は子どもたちでしたが、見守り隊の大人の方にも楽しんでいただきたくて、ささやかなプレゼントをご用意しました。
 小さな封筒をサッシェにし、お好きな精油をコットンに滴下しお持ち帰り。「こんなに簡単に香りを愉しめるのですね〜家でもやってみます!」と仰る方もいました。

 
 また、お子さんの手に触れる石けんには精油を配合しなかったため、箱の中にコットンと共にお好きな香りを入れていただきました。前回のイベントに引き続き今年もご参加いただいたお子さんは「前はレモンだったから、今日は違う香りにする」とお母さまにリクエストしていました。



 完成したオリジナル石けんは、作ったその人そのもの。豪快だったり、繊細だったり。カラフルだったり、シックだったり、ユニークだったり。
 たくさんの素敵な作品たちは、Aromerrier FB ALBUMへ掲載させていただきます。(どなたでもご覧いただけます。)それぞれの個性とセンスが光っている力作ばかり。コメントや裏話も載せていますので、是非ご来観ください^^
 


 **************

思い思いに表現する子供たちの瞳は
夏の夕焼け空と同じくらい、キラキラと輝いていました。
夏休み ご家族やお友達と「好きなもの」を一緒に作った楽しい時間。
ほのかな自然の香りとともに、そっと記憶に残りますように


 ご参加いただいた皆さま、有り難うございました。
どうぞ素敵な夏休みをお過ごしくださいね。
また素敵な笑顔にお目にかかれる日を 楽しみにしています。

2014年7月7日月曜日

French style☆Summer Party @Cafe SPARK


 夏至の日は植物たちのエネルギーが最も強くなる頃と言われています。部屋の窓越しに見える木々や山々、街路樹を見ていても確かにそんな気が。ベランダで育てている我が家のハーブたちも、元気、元気!
 その恩恵にあやかって、大好きなレモンバーベナ(ヴェルヴェーヌとも言います)の葉を子どもたちと一緒に摘み、フレッシュ・ハーブ・ウォーターを作って皆でいただきました。「おいしい!」ほんのりレモン調のやさしい香り。冬至の日のカボチャのように、夏至の日の恒例行事になりそうです。

**************

 月が替わり、7月。
 まだ梅雨の中少し肌寒い日もありますが、いつの間にか夏の足音が聴こえてくるようになりました。蛍が舞い、蝉もちょっぴり遠慮がちに鳴き始めて「夏休みは何しよう?」なんて考えたりします。
 ある週末の夜。いつもお世話になっているCafe SPARKさんでサマーパーティがありました。こちらで私は月一回のフランス語レッスンを受講しているのですが、バカンス前のひと時「お子さま連れでどうぞ」とのお言葉に甘えて、子どもと一緒に参加させていただきました。会場に到着して、「Bonsoir(ボンソワール;こんばんは)! 」何とかフランス語で挨拶(笑)。

 SPARKさんは中央区の住宅街にさりげなくあるカッコいい自転車屋さん&スコーン屋さん。日中はCafe、夜は週末限定でBARもされています。夕方〜夜にお邪魔すると、明るいお昼間とは違い、BGMも照明もしっとりとBAR仕様になっていました。

オーナーご夫妻やスタッフの方は気さくで親切。お洒落な雰囲気漂う店内ですが、繁華街から離れていて子ども連れでも安心して通えます。
 夜のBARタイムはオーガニックワインを中心に、提携されているお店のFOOD(ピザやチキンなど)なら持ち込みもOKだとか。新しいCafeスタイル、素敵です。

 まだ明るいうちにも関わらずウトウトしてしまったうちの子は、そぅっとテーブル脇にバギーのまま入らせていただきました。するとカウンターの向こうから「ドリンク何にしましょう〜?」と声を掛けられました。
 おすすめを聞くと、「BIO(オーガニック)のシードルがありますよ」…大好き!即そちらをオーダーする私。黄金色の、りんごの発泡酒。なんてきれい〜

************** 

 パーティーのメインはフランス・ニース風サラダのデモンストレーション。先生がフランス語で書かれたレシピを説明し、一人ひとりが順番に材料を混ぜていきます。みるみるうちに…お野菜たっぷりの、ヘルシーな『Salade Niçoise(サラドゥニソワーズ)』が完成♬


 たくさんあったのに、「美味しい!おいしい!」とおかわりする方が続出し、あっという間に売り切れ。そのほか人気のパン屋さんサ・マーシュさんのポテトパンや、生ハム、スティックサラダ、フレッシュフルーツ、デザートがずらり…どれも本当にヘルシー&おいしい!
 恥ずかしながら、差し入れに持参した手製の『ビューティー・ハーブティーゼリー』もテーブルに並べていただきました。ハイビスカスやレモングラス、オレンジピールやレモンピール…etc.ドライハーブ&フルーツを配合したビタミンC・クエン酸たっぷりの寒天ゼリー。プロのような仕上がりとは言えないけれど、皆さんに笑顔で召し上がっていただけて嬉しかったです。


 その後センスよい店内で、大人たちは美味しいお酒と会話、子どもたちはゲームやおもちゃで思い思いに楽しいひと時を過ごしました。下の子も夕寝から目覚めて、りんごジュースをいただき、ちょっと年上のお姉ちゃん、お兄ちゃんたちと一緒に遊んでもらっていました。

 8時を過ぎると他のお客さまたちもぞくぞくとやって来られて、お店の中もテラス席も満席に。私たちは早めに失礼しましたが、また別の日に家族揃ってお邪魔したいなぁ〜と思っています。
 もうすぐ夏。わくわく、素敵なことがいっぱいの季節になりそうな予感です♡

*******

☆お知らせです☆
昨年好評だった「夏休み親子ワークショップ」を、今年はCafe SPARKさんで行います。


今回のテーマは…
「ホンモノそっくりのスイーツ&フルーツ&プランツ石けんをつくろう!」
ハーブなど自然素材を使った石けんクラフトです。
日程・時間の幅を広げて、気軽にご参加いただけるようにしました。
くわしくはAromerrier Lesson & Event Pageへ。

ご家族と、お友達と、夏休みの大切な思い出も一緒に作っていただきたいな。
皆さまの素敵な笑顔にお目にかかれるのを、楽しみにしていますね。




2014年6月20日金曜日

『マキコムズ』さんといっしょ♬ その2〜CAPこども図工室〜


前回のつづきです。
『マキコムズ』さんの名前で活動をされているマスダマキコさん&カワサキマキさんが新しく始められた「CAPこども図工室」へ、取材を兼ね見学へ行ってきました。

 STUDIO Y3は、神戸市立海外移住と文化の交流センターでC.A.P.が運営するアートプロジェクト。奇しくもこの日は「海外移住の日」。ワールドカップが開催したばかりで、ラジオからはブラジル音楽が流れ、展示にも歴代の優勝国の紹介など、関連のものがたくさんありました。

 こちらの建物はとてもユニークというか、半分は海外移住をされたブラジルの日系人団体などの方々の交流の場や展示室、もう半分は様々なアーティストさんたちのスタジオ&作品公開の場である他、市民も気軽に参加できるワークショップ等を開催するアートスペースとなっているのです。


 「美術館でも、ギャラリーでもない場所」がコンセプトになっているそうなのですが、まさにアートと生活が 国籍をも超えて「共生」しているのです。素敵ですよね。


 ぽつぽつと雨がぱらつき風もぴゅうっと吹く中、会場へ到着。あまり知られていないようですが、広めの駐車場が建物の裏側にあり、遠方からお越しの方やお子様連れの方も安心して利用できます。
 パーキング脇にはガクアジサイがたくさん咲いていました。儚く控えめな色彩が綺麗。

*******


中に入り、CAP土曜クラブのお部屋へ訪問。マキコムズのお二方にご挨拶して、前回までの流れを教えていただきました。
 今回のテーマは「実物大のキリンを描こう!」。


 絵本や写真を参考に、キリンのイメージを膨らませつつ、実際の姿形も大切に再現していくそう。お手製のオリジナルのスケールできちんと長さ・大きさを測り、子どもたちが協力して大きな紙に形を描いたとのこと。床いっぱいに広げられた巨大な紙を、目を凝らして見るとほんとうに、大きなおおきなキリンの下書きがありました。見えますか?


 時間になると、続々と参加者の子どもたちがやってきました。見学の方も数名いらして、これからどんどん話題になっていきそうな予感がします。


 前回までのおさらいと、この日にやることの確認作業。ちびっこだからこその自由な発想や発言に、見ているこちらまでワクワクとした気分にさせられます。


①まず目や耳などのパーツになる部分をつくり、
②次に下書きしたキリンに黄色い色糊(「のり」に色をつけたもの)を塗り、
③前回製作した 模様部分になる紙をちぎって貼っていきます。
 


 黄色いような、茶色いような、絶妙の色合い。
 通称『カラシのり』! なるほどそうかも(笑)
 顔料を足し、色糊までイチから作る行程を拝見し…感動。全部手作業のこのワークに、マキコムズさんの アートと子どもたちへの情熱を感じました。すごいなぁ〜


 「キリンの足って何色?」
 「茶色じゃないよ、紫やで〜」

…写真を見ると、ほんとだ 確かに紫っぽい。大人なら先入観を持って判断してしまいそうなところも、子どもの率直な感性に触れると新しい視点を発見できて面白い。


バン!バン!と大きな音を立てて模様が乗せられてゆきます。迷いのない作業に、思わず見とれてしまう。私だったらきっと、大きさや形を考え込んでしまって なかなかはかどらないだろうなぁ。
 貼る作業が進むにつれ、いつの間にか刷毛(ハケ)で色を塗る作業の方が子どもたちに人気に。時々足の裏に色糊がついて、かわいい足跡がペタペタ。。。「待って〜」と足拭きタオルを片手に子どもたちが追いかけられる、微笑ましい場面も。


 ④仕上げは「たてがみ」。細かい作業にも関わらず、上手にハサミを使いこなし、みるみるうちにリアルなキリンが完成。

 「雨、大丈夫?」
 「よ〜し、急いで外に出そう!」

 ⑤周囲の大人たちが作品を担いで(私も参加)、階段を駆け下り、3階部分から吊り上げます。「いいよ!上げて〜」
 そして…大きな大きな、素晴らしい実物大のキリンが現れました!


ちいさなアーティストさんたちが揃って並ぶと、なんとも愛らしい姿♡
この後、保護者の方々を含めた「大撮影大会」となったのでした。

*******
作るって、カタチにするって、なんて愉しい。
ワクワクするひとときを ありがとうございました。
次回以降の企画も、楽しみにしていますね ♬


マキコムズの「CAPこども図工室」
毎月第1、第3水曜日/15時~16時半
(見学も受付中)
楽しいワークショップの数々はこちら

STUDIO Y3
芸術と計画会議(C.A.P.)
〒650-0003
神戸市中央区山本通3-19-8
神戸市立海外移住と文化の交流センター内
phone+fax 078-222-1003
info@cap-kobe.com
10:00-19:00
(月曜休み)