2014年8月21日木曜日

夏の想い出2014 #2 〜日本産アロマの森『オークヴィレッジ』を訪ねて(中編)〜

   〜前編のつづきです〜

 雷とともに降り続く雨の不安な夜を越え、朝を迎えました。昨日あんなに澄んで綺麗だった小川の水が、今朝には茶色く濁り 水かさも随分と増している。「無事でよかったね」と私が言っても我が子は「そんなん、大丈夫やって〜」とあまり気に留めてない様子。
 子どもの頃、実家近くを流れる川が氾濫し道がえぐられてしまった光景や、小学校の裏山が崩れ落ちる瞬間を目の当たりにしたことのある私は、自然水害の怖さを子どもたちに伝えました。

 かつて神戸を襲った地震も、各地で起こった集中豪雨による水害も、予測に限界があるという意味では同じ。万一遭遇した際に的確な判断ができるかどうか。それはとても難しいことですが、普段からの心構えと避難グッズ、危険箇所の認識や避難場所の確認などの備えが、やはり大切なのだと痛感させられます。

※今回の集中豪雨による災害で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げるとともに
1日も早い復興をお祈り申し上げます


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 『森のレストラン』での朝食は、シンプルだけれど新鮮なお野菜やフルーツがたっぷりでカラダが目覚める感じ。
 窓から見える木々の緑や雨音、ウッドスピーカーから静かに流れるBGMが、夏の暑さから来る疲れを癒してくれているよう。
 よく見ると、スピーカー部分に「Oak Village × Pioneer 」の刻印が。スタッフの方によると「古いものらしいです」とのことでしたが、艶やかな外観と やわらかくやさしい音が、この土地で人々と自然が育んできた歴史を物語っているようでした。


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  朝食後、前日より製作に励んでいた「木のスツール」仕上げに向かう息子を「ひげ先生」にお願いし、私たちはショールームへ。こちらも木の香りが漂う癒しの空間。大好きな「yuica」コーナーも勿論ありました。


 娘はカーペットの上いっぱいに並ぶ木のおもちゃに夢中!私があれこれと見ている間も、やさしい音が鳴る木工楽器や木馬、森のどうぶつたちが愛らしい積み木などで楽しそうに遊んでいました。

 広い店内を堪能した後、少しだけお買い物をしました。今の自分たちの暮らしに合うものを、実際に手に取りながら、相談しながら。(何を購入したかは…また後日お知らせしますね☆)

 そうこうしているうちに、週末木工修行から戻ってきた息子が完成したスツールを見せてくれました。初めてにしては上出来な仕上がりに、大満足の顔。「自由研究の題材にする!」と張り切っています。
 
 遊び疲れた子どもたちが「おなかすいた〜」というので、隣接する『カフェ・リトルオーク』でランチタイム。敷地内の緑を堪能できるテラス席は、晴れた日の愉しみにとっておくとして…静かな店内で、季節限定のカレーやフレンチトーストなどを頬張りました。


この後はいよいよ「ミニ・アロマツアー」へ。
〜後編へとつづく〜

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