夏。子供たちを連れ、帰省先の富山へ。
北陸新幹線の駅で降り、レンタカーでGO。
目の前いっぱいに広がる田園風景。蒼蒼とした稲の香り。
緑が濃く、海の色もひときわ深い。
まっすぐな水平線と吹き抜ける風、遠くに聴こえる波の音。
夏の富山は最高。
早速、いつもお世話になっている「ナチュラルスイーツぽんぽん」さんへ。
素敵にリニューアルしたばかりの店内に、お馴染みの「森のディフューザー」がすっかり変身し、さりげなくディスプレイされていてびっくり!
地元産の和紙を用いて、ご自分でデコレーションし、世界でたった一つのアイテムにされたとか。なるほど、こんな楽しみ方もあるのだなぁ。
中の自然芳香液を交換させてもらい、ショーケースにならぶ大人気のシフォンケーキと焼き菓子を購入。
そして、夏の名物 ビックサンダーマウンテンのような「ぽんぽんかき氷」。
とても食べきれない〜と思っていると、隣で4歳の娘がペロリと完食…お見事。
シロップや白玉、あんこまで自家製の滋味深いかき氷。ごちそうさまでした。
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出迎えてくれたのは、ドラえもんの大きなポスト。
暑中見舞いを投函し、ちょうど到着したラッピング・トラムに子どもも大人も大はしゃぎ。
せっかくなので、高岡駅周辺を散策。
昨年新しくOPENされたという「COMMA, COFFEE STAND」さんへ。
自家製フォカッチャが美味しい、オープンサンドイッチのランチ。
デザートには、挽きたてのコーヒーと、クリームたっぷりのシュークリーム。
シンプルな店内はお洒落で居心地がよく、時間がゆったりと流れている。
オーナーで建築家の大菅さんと神戸とアートの話で盛り上がり、新たなつながりが出来たことが面白く、愉しい。
夜はバーになるというカウンターには、リキュールや自家製シロップがずらり。
灯りが点り、夕闇に浮かび上がるような店内も、きっと素敵なのだろうな。
お土産におすすめのコーヒー豆を挽いてもらうと、店内にひろがる芳ばしい香り。
あぁ、しあわせ。
カフェを満喫後、夏の強い陽射しのもと日傘をさしながら目指すのは、セレクトショップ「はんぶんこ」さん。蔵のなかいっぱいにディスプレイされた民芸品にウキウキ。
じっくり悩んで、木製のキャンドルスタンドと名刺入れを購入。
江戸時代初期から商人の町として栄えてきたこの辺りでは、土蔵づくりの街並みを活かして色々なイベントもされているそう。
京都や金沢とは違う魅力がある高岡。「また訪れたい場所」のひとつになりました。
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地元に戻り、また別の日。
この夏OPENしたばかりのカフェ「ハーブと喫茶 HYGGE 」さん。
オーナーのなおこさんは共通の知人が多く、前々よりカフェをされると聞いていたので、ご挨拶がてら伺いました。
古民家を再生されたという店内は、風通しがよく、しっとりとした雰囲気。
縁側に面したお座敷も、かつて縫製台として使用されていたというテーブルも、時を経て存在するものだけが持つ 味わい深い佇まい。
個人的にとても嬉しかったのは、壁一面に並ぶハーブの瓶!
帰省する際には必ず、荷物のなかに数種類のハーブティーを詰めていたのですが、これからはここにくれば、好みのものがいつでも補充できるなぁ〜なんて。
今回は、ローズヒップやマテが配合された夏のブレンドを購入。
自家製のレアチーズケーキも、季節の野菜と果物がたっぷりのスムージも美味。
地元有志の方々が協力し作り上げたという空間は、かつて栄えた和裁所の面影を残しながら、すでに新しい時を刻み始めている。
ちりんちりん、と涼しげな硝子風鈴の音。
故郷のやさしい風が、私たちを迎え入れてくれているような気がして
嬉しく懐かしい気分になりました。
〜後編につづく〜