深呼吸がしたい。
時折、何となく息苦しく感じて、無性に緑が恋しくなる。
神戸は都市部でも自然環境に恵まれているし、普段の生活でグリーンに親しんでいる方だとは思うけど、どうにも酸素不足に感じてしまう時がある。
気管支が弱くて、すぐ喉を痛めてしまうことも関係あるのかもしれない。
ここ一週間ほど体調不良だったせいもあり、どうしても綺麗な空気が吸いたくなって、家族で森林植物園へ。
車から降りると、ぱらりぱらりと降っていた雨が上がっていた。
昨年秋に通ったメタセコイアの並木道も、眩しいほど蒼々とした葉を繁らせて。
山登りやハイキングまで出来なくても、自然の中に身を置くのは何よりの癒し。
少しひんやりした空気が、街周辺とは比べられないくらい澄んでいるのが分かる。
雨上がり、木々たちの香り。
緑のシャワーをからだいっぱいに浴びて、来てよかったとしみじみ。
森のカフェで軽いランチ。
小鳥たちのさえずりに誘われて、森の中へ。
梅雨空のもと、紫陽花散策。
どうしてこんなに綺麗なんだろう。
蛙さん、いるかな?
娘と一緒に覗き込む。
雨粒にいっそう映える色彩に、何度も足を止めて。
大好きなアナベルの群生。
さわさわと風に揺れ、何か話しているみたい。
葉っぱの短冊にそれぞれ七夕の願い事を書いて
真剣な表情でこよりを結ぶ子どもたち。
ここで観る天の川は、さぞかし綺麗だろうなぁ。
それぞれの願い事が、どうか叶いますように。
それぞれの願い事が、どうか叶いますように。
グリーンの中で、のんびり、ゆっくり深呼吸。
明日から、また頑張れそう!
繊細な佇まい
八重咲きの、どくだみの苗。
少し強めの香りが厄除にもなってくれる。
植物は…やっぱり偉大。