子どもたちを連れ、新幹線の開通で湧く北陸へ。
何度も何度も往き来している北陸線でも、新しいホームに、ちょっとドキドキ。
金沢駅でサンダーバードから新幹線に乗り換えます。
ピカピカの車体がホームへと滑り込んで来るさまは
つやつや、きときとの(活きのいい)鰤のようだと思ってしまう(笑)
乗ったやいなや、あっという間に故郷へ到着。ビックリするほど早い!
最寄駅に降り立つと、構内に控えめに飾られている特産のチューリップと春の花、美しい蛭谷(びるだん)和紙に出迎えられ、やさしい気持ちになりました。
晴れた日は下の子と手をつなぎお散歩へ。
見るからに冷たそうな雪解け水が、どうどうと音を立て流れてゆく。
神戸市内では目にすることの出来ない、つくしの山。
「つくしんぼうだね」
「ちがうよ、すぎなだよ」
杉菜。。。そうだ、そうとも言うね。
しゃがみ込み、じぃっと見つめる。
ここでは当たり前の風景が、他の場所ではそうではないことを、子どもたちも感じているのかな。
この春 稼働したというブルーベリー農園を覗きに行きました。
お友達の畑だよと伝えると、まじまじと見入る娘。
丁寧に手入れされ並ぶ 美しいプランターたち…蒼蒼と茂る日が待ち遠しい!
途中「ここにいるよ」と呼ばれたような気がして振り返る。硬い岩の隙間から、薄紫の菫(すみれ)たちの姿。今だけの、一瞬の風景に出逢う喜び。
「咲きましたよ」
卓上にはクロモジ(黒文字)の小さく愛らしい花々が。
私が来るから、とご用意していただいていた 採れたての枝を見て仰天。
あぁ、こんなに鮮やかな緑色が見れるなんて!
倉庫内には、整列し出番を待つクロモジの枝、枝、枝…。
ベテランの木こりさんがまとめたという自然からの贈りものたち。
用の美とは まさにこのこと!
そして外に出ると、湯気のあがる精油抽出後の残渣の山。
春先のまだ冷たさの残る空気に、木々の芳香がほのかに漂って。
「これ、貴重ですよ」
見ると、山の所有者からの依頼で伐採されたという梅の木がどっさり。
手入れをする目的で入ってきた梅林からのアロマウォータを、特別に頂戴しました。
梅シロップのような とろりとした春の香り。
一期一会の 森からの恵みを大切に、大切に持ち帰ります。
何度も何度も往き来している北陸線でも、新しいホームに、ちょっとドキドキ。
金沢駅でサンダーバードから新幹線に乗り換えます。
ピカピカの車体がホームへと滑り込んで来るさまは
つやつや、きときとの(活きのいい)鰤のようだと思ってしまう(笑)
乗ったやいなや、あっという間に故郷へ到着。ビックリするほど早い!
最寄駅に降り立つと、構内に控えめに飾られている特産のチューリップと春の花、美しい蛭谷(びるだん)和紙に出迎えられ、やさしい気持ちになりました。
*******
晴れた日は下の子と手をつなぎお散歩へ。
見るからに冷たそうな雪解け水が、どうどうと音を立て流れてゆく。
神戸市内では目にすることの出来ない、つくしの山。
「つくしんぼうだね」
「ちがうよ、すぎなだよ」
杉菜。。。そうだ、そうとも言うね。
しゃがみ込み、じぃっと見つめる。
ここでは当たり前の風景が、他の場所ではそうではないことを、子どもたちも感じているのかな。
この春 稼働したというブルーベリー農園を覗きに行きました。
お友達の畑だよと伝えると、まじまじと見入る娘。
丁寧に手入れされ並ぶ 美しいプランターたち…蒼蒼と茂る日が待ち遠しい!
途中「ここにいるよ」と呼ばれたような気がして振り返る。硬い岩の隙間から、薄紫の菫(すみれ)たちの姿。今だけの、一瞬の風景に出逢う喜び。
*******
今回の帰省の大きな目的のひとつ。
地元に新しく出来た精油抽出所の見学へ。
雲が切れ、姿を現す立山連峰。
かつてここにいた時には普通だった景色が、ここだけのものだと気が付く瞬間。
事務所の方に案内され、作業中の担当の方にご挨拶。お忙しい中、お時間をいただいたことに心から感謝です。
ちょうどヒノキの枝葉からの精油を抽出中。
試験用としても使用されるという小振りの抽出機で。
「咲きましたよ」
卓上にはクロモジ(黒文字)の小さく愛らしい花々が。
私が来るから、とご用意していただいていた 採れたての枝を見て仰天。
あぁ、こんなに鮮やかな緑色が見れるなんて!
倉庫内には、整列し出番を待つクロモジの枝、枝、枝…。
ベテランの木こりさんがまとめたという自然からの贈りものたち。
用の美とは まさにこのこと!
そして外に出ると、湯気のあがる精油抽出後の残渣の山。
春先のまだ冷たさの残る空気に、木々の芳香がほのかに漂って。
「これ、貴重ですよ」
見ると、山の所有者からの依頼で伐採されたという梅の木がどっさり。
手入れをする目的で入ってきた梅林からのアロマウォータを、特別に頂戴しました。
梅シロップのような とろりとした春の香り。
一期一会の 森からの恵みを大切に、大切に持ち帰ります。
さえぎるもののない 一面の青空。
アロマテラピーの 新しい可能性が動き出す。
春風に乗って届け、この木々たちの香り。
たくさんの場所へ、人へ、未来へ。