春休みに入り、子どもたちとの時間が増えました。
私は仕事もしていますが、隙間を見つけて、親子教室やワークショップへ出掛けます。
ハンバーガーを手作りする(!)という楽しいものには両方を連れて参加。
家庭ではなかなか子どもたちに任せることは出来ませんが、先生がついているお教室なら安心。私は見守り役です。
大きなハンバーガーを、満面の笑みで頬張る様子を見ていると、いつも言い聞かせている「美味しいものをいただくのには、時間も手間もかかるのよ〜」を、身に沁みて感じてくれたようで嬉しい。お誘いいただいたお友達に、教えていただいた先生に感謝です。
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また別の日は、「CAP土曜クラブ」へ。
今回は神戸在住の造形作家「マスダマキコ」さんによる「木の粘土で動物をつくろう!」でした。
これと糊(のり)を合わせて、粘土に。混ぜ合わせると、まるでわらび餅(笑)。
ピンクやブルー、グリーンの綺麗な顔料は、染料だそう。
好きな動物たちを作ったら、ホットプレートで焼きます。
自然素材オンリーで、こんなに簡単に製作出来るなんて!
すべて土に還る、エコで可愛い作品たち。
自然を愛し、あますことなく活用する アーティスト・マスダさんならではのイベントに感動した休日でした。
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この土曜クラブが月一回開催されるCAP HOUSEは、大好きな場所。子どもたちをイベントに参加させたり、ふらっと興味ある企画展を観に行ったり、私が仕事をさせていただくこともあり、よく足を運びます。
写真はこの冬開催されていた「Windows」。話が少しさかのぼりますが、仲良くさせていただいている美術家・島村薫さんの個展にうかがいました。
島村さんは、いつも笑顔で「素敵なお姉さん」という表現がぴったりの方。アロマ・クラフト・アートのイベントで毎回コラボレーションしているご縁もあって、日程を調整し、わくわくして伺いました。
「ガラス瓶の中の風景」を切り取った絵画は、「ココロノヒダ」と表現され、繊細で儚く、彼女本人を映し出しているかのよう。どれも素敵で、何度もため息。。。
いつも思うのですが、アロマとアートはとても近い。
アロマテラピーは「アート&サイエンス」
つまり気持ちや感覚といった「アート性」と、化学成分や揮発速度といった「化学性」の両方の側面を持ち合わせています。
それらは精油をブレンドする際に必要なバランス感覚だったり、効能を裏付ける重要なデータだったりするのですが、どちらか一方に偏りすぎると、魅力を充分に発揮できなくなってしまう。
「それは美術に関しても一緒ですね。画材それぞれの特性や相性を見ながら、組み合わせてゆくことととても似ています」
そんなお話も伺いながら、お互いのそれぞれの活動を報告し合ったり、励まし合ったりしました。
こちらに活動拠点を置かれているアーティストの方々は、気さくで親しみやすく誰もがオープン。スタジオも開け放たれているように、アイデアを出し惜しみすることなく「何か面白いこと、皆でしましょうよ!」という雰囲気が いつも漂っている。
この春より、CAP STUDIO Y3は、KOBE STUDIO Y3に。
世界のなかの「KOBE」を自覚し、社会に開かれたアーティスト・スタジオの集合となるべく生まれ変わるそう。
これからますます魅力的な場所になってゆきそうな予感。楽しみです!
こんな素敵なサイト、知らないと勿体ない。
この街を想う気持ち
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