冬至の日にはカボチャのスープを食べ、柚子のお風呂に入ります。湯船にプカプカ浮かぶ柚子の、まぁるく愛らしい姿、やさしい香り。
今年は19年に1度だけ太陽の復活と月の復活が重なる「朔旦冬至」なのだとか。新しい時代の流れは、もう始まっているのかも…よいスタートがきれたかな!
大掃除とまではいかなくとも、家の中を少しすっきりさせて、子どもたちとツリーや部屋の飾り付けを愉しむのは、何よりもしあわせなひととき。
「ぬくもりを味わう」「誰かを想う」季節は、やはり冬がぴったりなのです。
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毎年、秋の終わりに実家から届くもぎたての信州りんご。
冷え込んだ朝、段ボールいっぱいのりんごから漂ってくる やさしくほのかな香り。
ひとつひとつ新聞紙に包み送ってくれたことに感謝しながら、毎朝一個ずつ取り出して皮を剥き、自然の恵みを頬張ります。
先日エアメールが郵便受けに届きました。
今年の夏カフェコンサートでご一緒させていただいたピアニストの方から、海を越え贈られてきたクリスマスカード。
ドイツ・ドレスデンの「クリスマスマーケット」の美しい絵葉書と共に入っていたのは、可愛らしい木製オーナメント。木の人形で有名なザイフェン村(seiffen)のものだそう。素敵。。。行きたいなぁ〜
そして今年我が家のクリスマスアイテムに加わったのは、木製のミニツリー。手造りのあたたさが伝わってくるすべすべのツリーは、この夏訪問したオークヴィレッジのもの。
実はオルゴールになっていて、くるりとまわすと「We wish a merry Christmas」のメロディがゆっくり回転しながら聴こえてきます。
慌ただしい師走の時季だからこそ、ちょっと意識して。冬の澄んだ空気の中、柑橘系や樹木系の香りと共にゆったり流れる時間を味わいたいな。
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今年出逢ったたくさんの方々へ、この場を借りてメッセージを。
Aromerrierのイベント・レッスンにお越しいただいた皆様、blogへご訪問くださった皆様、有難うございました。
素敵なひとときを共有させていただいたことに感謝しつつ、これからも身近に広がる香りの魅力をいっぱいお伝えしてゆきますね。
また、今年一年の間にお仕事をご一緒させていただいた皆様、有難うございました。
私の至らない部分を補いサポートして下さったこと、また素晴らしい作品や時間を共に創り上げることができたこと、本当に嬉しく思っています。
これからも、この素敵なご縁が続いてゆきますように。
そして、変わらず親しくしてくれる友人たちや仲間に、支えてくれる家族に、心からの感謝の言葉を。いつもありがとう。
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暗い闇の中、眠りにつく前に祈ることは「どうか明日もよい日でありますように」
朝、目を覚ますと新しい一日が始まる。
射し込む光とともに祈ることは「大切な人たちが今日も、どうか笑顔で過ごすことができますように」
Happy Holidays
素敵なクリスマス、そして新年をお迎えくださいね
Best wishes,
Ayaka