3月とはいえ風もつめたく、春が待ち遠しいこの頃。
年に一度行われる、所属する日本アロマ環境協会(AEAJ)主催の『アロマフェスタ』へ出掛けてきました。
いつものことながら、苦手な人混みを我慢して大阪へ。シャトルバスに乗り会場へ到着したら、覚悟を決め、仕事用の精油を買い付けるためセール会場へ。
早めに到着したのがよかったのか、混雑した様子はあまりなく、心からホッとする私。
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さっそくお目当てのブースの場所を確認し、いそいそと向かいます。
今回何よりチェックしたかったのは飛騨高山(岐阜県)に拠点を置く『正プラス』さんの和精油。数年前に誕生した日本産アロマ『yuica』というブランドは、セラピストの間でも話題になったのですが、実物をちゃんと拝見するのは初めて。
憧れの「クロモジ(黒文字)」や「ニオイコブシ(匂辛夷)」「ヒメコマツ(姫小松)」。「ヒノキ(檜)」は木・葉・枝葉それぞれの抽出部位による香りの違いを嗅がせていただき、感動。あれと、これと…どれも欲しい!
驚いたのはレモン精油が、水蒸気蒸留法で採油されていたこと。「肌に光毒性などの刺激成分が残る圧搾法ではないので、トリートメントにも向いていますよ」とのご説明に大きうなずく私。すごいなぁ~。
国産の米ぬかから抽出された「ライスキャリアオイル」の、すぅっとやさしく肌に馴染み違和感なく浸透してゆく感覚も、初めての体験でした。きっと、日本人の肌に合っているのだろうな。
専務取締役の方が富山(私の出身地)へ週一回、出張に行かれているとのことから話が弾み、関西でされているイベントなど色々と教えていただきました。
「ちょっと待ってね」と言い、奥から取り出して見せていただいたクロモジの枝の美しさといったら!先が少し削ってあり、ふんわりとやさしく立ちのぼる香りにしばしうっとり…。
「森が与えてくれる恵みと寄り添う」「日本の森の精油をつくり、人と自然を結んでくれる香りの力を日本の森から発信」するというコンセプト。間伐材や枝葉を採集して精油を抽出し、森林生態系をより豊かなものにする、という企業姿勢が何より素敵。
パンフレットに書かれているメッセージには
一滴の精油が、人と自然の循環を繋いでくれる。
香りで世界を結び、心を癒す。
これらは私がアロマテラピーを仕事として選んだ理由
「香りに触れ、自然を感じる、人とつながる、その素晴らしさを伝えたい」
との想いとぴたりと一致するものがあるのです。
そして何度も読み返した本、『日本の森から生まれたアロマ』の著者である稲本正さんとお話出来たことは、私のこれからの活動の大きな励みとなりそうです。
次回以降のレッスンやイベントに使用する精油をいくつか購入。セール価格になっているからこそのまとめ買い(笑)。すべて欲しい気持ちをぐっとこらえ、なんとか予算内に収めました。
4月の『季節のアロマテラピーワークショップ』にもお持ちしますので、楽しみにしていてくださいね。
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気が付くとセール会場はいつしかいっぱいに。熱気を帯びてきたので、切り上げてセミナー会場へと移動しました。
近隣のリーガロイヤルホテルのランチBOXをいただきながら、アロマスクール時代のクラスメイトと談笑。講演が始まる前にヘッドマッサージを受けるというので、ちょっと覗かせて貰ったりもしました。
午後から始まったセミナー会場は満席。金沢医科大学病院からの女性医師の方の講演を拝聴しました。
よりよい人生のために、より美しく、より健康であること。
医学的な見地は勿論ですが、女性ならではの視点からのお話はとても共感できるものがあり、また年を重ねることにより起こり得る色々な症状や不調、病気のことなど皆さん真剣に聴き入っていました。
中でも血流・リンパや、今話題に上っている脂肪酸の種類や摂取する理想の割合などは、メディア等で取り上げられたり、勉強して知っているはずでも、「やっぱりそうなんだ」と再確認する機会となり、とても興味深かったです。
予定もあり、帰りはバタバタとしましたが、久し振りに会う元クラスメイト達は皆それぞれ充実した毎日を送っている様子。同じ時期に共に学んだ仲間はとても貴重で、これからも大切にしてゆきたいです。
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家族へのお土産は、大阪の地下街で見つけた、新しいお店のオーガニックドライフルーツ。美味しそうなナッツもいっぱい!阪急電車に揺られながら、収穫の多い一日に感謝し、神戸へと帰りました。
へとへとになったけど、楽しかった~