2015年4月7日火曜日

made in Toyama 国産アロマの新しい未来

春の入り口。
子どもたちを連れ、新幹線の開通で湧く北陸へ。
何度も何度も往き来している北陸線でも、新しいホームに、ちょっとドキドキ。
金沢駅でサンダーバードから新幹線に乗り換えます。


ピカピカの車体がホームへと滑り込んで来るさまは
つやつや、きときとの(活きのいい)鰤のようだと思ってしまう(笑)


 乗ったやいなや、あっという間に故郷へ到着。ビックリするほど早い!
 最寄駅に降り立つと、構内に控えめに飾られている特産のチューリップと春の花、美しい蛭谷(びるだん)和紙に出迎えられ、やさしい気持ちになりました。

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 晴れた日は下の子と手をつなぎお散歩へ。
 見るからに冷たそうな雪解け水が、どうどうと音を立て流れてゆく。


 神戸市内では目にすることの出来ない、つくしの山。
 「つくしんぼうだね」
 「ちがうよ、すぎなだよ」
 杉菜。。。そうだ、そうとも言うね。


 しゃがみ込み、じぃっと見つめる。
 ここでは当たり前の風景が、他の場所ではそうではないことを、子どもたちも感じているのかな。


 この春 稼働したというブルーベリー農園を覗きに行きました。
 お友達の畑だよと伝えると、まじまじと見入る娘。
 丁寧に手入れされ並ぶ 美しいプランターたち…蒼蒼と茂る日が待ち遠しい!


 途中「ここにいるよ」と呼ばれたような気がして振り返る。硬い岩の隙間から、薄紫の菫(すみれ)たちの姿。今だけの、一瞬の風景に出逢う喜び。


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 今回の帰省の大きな目的のひとつ。
 地元に新しく出来た精油抽出所の見学へ。


 雲が切れ、姿を現す立山連峰。
 かつてここにいた時には普通だった景色が、ここだけのものだと気が付く瞬間。
 
 事務所の方に案内され、作業中の担当の方にご挨拶。お忙しい中、お時間をいただいたことに心から感謝です。

 ちょうどヒノキの枝葉からの精油を抽出中。
 試験用としても使用されるという小振りの抽出機で。


 「咲きましたよ」
 卓上にはクロモジ(黒文字)の小さく愛らしい花々が。
 私が来るから、とご用意していただいていた 採れたての枝を見て仰天。
 あぁ、こんなに鮮やかな緑色が見れるなんて!


倉庫内には、整列し出番を待つクロモジの枝、枝、枝…。
ベテランの木こりさんがまとめたという自然からの贈りものたち。
用の美とは まさにこのこと!


そして外に出ると、湯気のあがる精油抽出後の残渣の山。
春先のまだ冷たさの残る空気に、木々の芳香がほのかに漂って。


 「これ、貴重ですよ」
 見ると、山の所有者からの依頼で伐採されたという梅の木がどっさり。


 手入れをする目的で入ってきた梅林からのアロマウォータを、特別に頂戴しました。
 梅シロップのような とろりとした春の香り。
 一期一会の 森からの恵みを大切に、大切に持ち帰ります。

  
さえぎるもののない 一面の青空。
アロマテラピーの 新しい可能性が動き出す。
 春風に乗って届け、この木々たちの香り。
 たくさんの場所へ、人へ、未来へ。